スギ花粉舌下免疫療法

<シダトレンによる舌下免疫療法を希望の方へ>

 平成26年10月中旬よりスギ花粉の舌下免疫療法を始めます。最初に問診・検査をし、その結果で治療を開始することになります。初回の服用は院内で行い、その後30分院内で様子をみるので、予約が必要になります。平日・土曜の午前9時半から11時、または午後3時半から5時までの可能な日時を電話で予約して下さい。

<シダトレンスギ花粉舌下免疫療法について>

これは、シダトレンスギ花粉舌下液(以下、シダトレン)を極少量から少しずつ増量して、スギ花粉に対する過敏なアレルギー反応を抑える減感作療法です。
・スギ花粉症の診断の確定後に、シダトレン投与開始し後述のスケジュールにより徐々に増量し、2週間後から維持量とします。
・スギ花粉の飛散時期にはアナフィラキシーショック等の副作用が出やすいため、その時期には治療開始を避けます。
・毎日、1回長期間継続して服用します。
・舌下に薬液を入れたまま2分間保持した後に飲み込み、その後5分間はうがいや飲食を避けます。服用後2時間程度は激しい運動、アルコール摂取、入浴をしません。
・服用後30分、服用開始初期(およそ1か月)、スギ花粉飛散時期には副作用が出やすいので、異常を感じたら直ちに医療機関を受診します。
・万一の場合の緊急搬送先医療機関は埼玉医科大学病院にお願いしてあります。
・冷蔵庫で保管します。
・他の人に使用させてはいけません。
・自己判断で服用を中止・再開しないで下さい。
・重症気管支喘息患者、悪性腫瘍・自己免疫疾患等の免疫異常の患者さんには投与できません。
・12歳未満の小児は対象になりません。
・スギ花粉症のみに有効で、他の花粉やハウスダストによるアレルギー性鼻炎には効きません。
・注射による減感作療法との併用はできません。
・治療終了後も効果を持続させるには3年間毎日継続することが勧められます。

効能又は効果

 <効能又は効果に関連する使用上の注意>
1. 本剤の投与開始に際し、皮膚反応テスト(スクラッチテスト(プリックテスト)、皮内テスト)または特異的IgE抗体の検査を行ない、スギ花粉症の確定診断を行なうこと。
2. 本剤の使用開始にあたっては、前シーズンの花粉飛散時期における患者の症状を踏まえ、他の治療法も勘案した上で、本剤の適用の可否を判断すること。
3. スギ花粉以外のアレルゲンに対しても反応性が高い(特異的IgE抗体値が高い)スギ花粉症患者に対する本剤の有効性、安全性は確立していない。(使用経験がない)

用法及び用量

1.増量期(1〜2週目)
成人及び12歳以上の小児に対し、以下の用量を1日1回、舌下に滴下し、2分間保持した後、飲み込む。その後5分間は、うがい・飲食を控える。

2.維持期(3週目以降)
増量期終了後、維持期として、シダトレンスギ花粉舌下液2,000JAU/mLパックの全量(1mL)を一日1回、舌下に滴下し、2分間保持した後、飲み込む。その後5分間は、うがい・飲食を控える。

<用法及び用量に関する使用上の注意>

1. スギ花粉飛散時期は新たに投与を開始しないこと。(スギ花粉飛散時期はスギ花粉アレルゲンに対する患者の過敏性が高まっている場合が多い。)
2. 初回投与時は医師の監督のもと、投与後少なくとも30分間は患者を安静な状態に保たせ、十分な観察を行なうこと。また、ショック、アナフィラキシー等の発現時に救急処置の取れる準備をしておくこと。(本剤はスギ花粉由来のアレルゲンを含む液であるため、アナフィラキシー等の発現のおそれがある。)

薬価基準

 シダトレンスギ花粉 舌下液200JAU/mLボトル 421.10円
 シダトレンスギ花粉 舌下液2,000JAU/mLボトル 1,006.60円
 シダトレンスギ花粉 舌下液2,000JAU/mLパック 100.80円
 包装薬価(2,000JAU/mLパック、アルミラミネート容器14包)  1,411.20円
薬価収載日 2014年9月2日