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矢追インパクト療法(YIT)とは

概略

 岩手県の矢追博美先生(矢追医院院長、「アレルギー・難治性疾患総合研究所」所長)が、二十年ほど前に開発された、画期的なアレルギーや難治性疾患等の治療法です。
 矢追インパクト療法学会(A.YIT)等を通じて、次第にその輪がひろがり、日本だけではなく、現在すでに台湾、グルジア共和国、マケドニア共和国、エジプト共和国などの諸外国にも普及しつつあります。
 また、アレルギーだけでなく、種々の慢性や難治性の疾患にも、優れた効果を示すことが、現在明らかにされてきております。

YITが有効な病気

 アレルギー性鼻炎、花粉症、気管支喘息、慢性気管支炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、化学物質過敏症、慢性じんましん、皮膚掻痒症(皮膚のかゆみ)、日光皮膚炎、主婦湿疹、ケロイド、慢性関節リウマチ、アレルギー性結膜炎など。

 腰痛、肩こり、疲れ易い、慢性疲労症候群、虚弱体質、発育遅延、風邪引き易い、くり返す扁桃炎、胃腸虚弱、うつ状態、更年期障害、冷え性、レイノー現象、つわり、生理痛、一部の高血圧症など。

YITの実際とその特徴

 YITを行う施設により、その方法は多少異なります。

 当診療所では、次のように行います。まず、問診によって、患者さんのどこがどの程度悪いのかを判断してから、参考のために、アレルギー検査の採血をさせていただきます。ついで、ハウスダストなどのアレルゲンのエキスを薄めたものを、何種類か組み合わせて両腕に、皮内または皮下注射します。量は0.005〜0.02mLなどと極微量です。2、30分後に、注射のあとの反応の大きさを測定します。

 2回目は、1、2週間後に来ていただき、症状により、注射の種類や量を調整します。その後は、2、3週間から1ヶ月といった間隔(人により異なります)で通院していただきます。

 治療を続けるうちに、次第に注射をする時期が自分で分かるようになります。かゆみ、鼻の症状、ゼーゼー、肩こり、疲れやすさなどがとれたり、またでてきたりするからです。

 治療期間は人により異なります。長い間悩んでいた人でも、何回かの注射で治ってしまうことがありますが、普通は何年かかかるもののようです。特にアトピー性皮膚炎などの皮膚の病気は、長期にわたります。

 鼻炎があって、アトピーもあり、さらに喘息もかかえている、といった方の場合について述べてみます。人によって異なりますが、まず、どれかひとつの症状が良くなるが、なかなか一番治したいところまで良くなってこない、ということもあります。しかし、それでもあきらめずに続けていくうちに、徐々に症状が改善していきます。YITは、自己のトレーニングのように、続けることが大切です。

 コントロールすることではなく、YITは治ることを目ざしている治療法です。治ったら治療の必要はありませんが、またどこか調子悪くなってきたら、YITの注射をすればよいと考えます。すなわちこの治療法は、「私達の体に本来そなわっている、基本的な免疫力や自然治癒力を、人為的に高めていく治療法である」と考えられます。またYITでは、日常生活の制限は、原則としていっさいありません。「普通の生活をしながら、体を丈夫にして病気を治していこう」という簡単な治療法です。

 特に症状の強い人には、薬を併用することもありますが、一般には、普通に使われるよりも弱い薬や、少ない量だったり、使用する回数も少なくてすみます。

 生後数カ月の赤ちゃんから、90歳以上のお年寄りまで、誰でも安心してYITを受けることができます。もちろん妊娠中のお母さんも大丈夫。つわりが軽くなる人もいます。