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平成19年10月15日

●(H19.1.11)禁煙治療の成績:昨年末に厚生労働省の依頼により禁煙外来の成績をまとめました。昨年6、7月に禁煙外来を初診の患者さん23名のうち、現在も禁煙を続けている方は16名で、69.5%の禁煙成功率です。この中には毎日60本を30年以上吸っていたような57歳の男性や、外来には2回しか通わなかったものの禁煙を続け安心して妊娠中の30歳の女性もいます。意外と良好な成績を得ることができ、ご協力いただいた皆様に感謝しております。今後も禁煙を続けていただけるよう心から願っています。

●(H18.12.27)待合室の絵:昨日待合室の絵を替えました。今までは1年間「レテュエルタの午後」(F80号)と「レテュエルタの入口」(F8号)というスペインの田園風景を描いた作品でした。今回は「越生春眺」という越生の梅林を望む大きな風景画とスペインの景色を描いた小品です。いずれも坂戸市内にお住まいの画家池田賢子さんの作品です。1年間展示しますので、是非ご覧下さい。

●(H18.10.19)11月5日(日)は午前11時で終了します。来院予定の方は早めにお越し下さい。矢追博美先生御出演の『命かがやけ!日墨親善トークショーと音楽の集い』が11月5日(日)に開催されます。興味ある方はこちらの「チケットを探す」で「命かがやけ」と検索してインターネットや電話でお申し込み下さい。

●(H18.10.17)11月12日(日)休診です。矢追先生はフランスのニースで開催される、第24回国際牛病学会(WBC2006)での発表のため本日出発されました。何頭もの虚弱な子牛に対するYITの素晴らしい効果を発表される予定です。大きな反響が期待されます。

●(H18.10.13)『命かがやけ!日墨親善トークショーと音楽の集い』が江戸東京博物館で、11月5日(日)午後1時半から開催され、矢追博美先生がご出演になります。興味のある方はどうぞご覧になって下さい。

●(H18.8.12)9月25日(月)川越で日本ホリスティック医学協会会長帯津良一先生の講演会が開催されます。健康・医療・代替医療等に関心がある方は是非ご参加下さい。3時間近くもじっくりと帯津先生のお話を聴くことができ、郷土民謡を楽しむこともできるという欲張りな催しです。若干ですがチケットは当診療所にありますので、ご希望の方は院長にお伝え下さい。

●(H18.7.11)7月3日(月)、4日(火)の2日間長野県松本市の相澤病院の傷の治療センターを見学し、夏井睦先生の「新しい創傷治療」を見学してきました。痛い思いをせずに、早くきれいに傷を治す簡単な方法があることに驚きました。当診療所でも早速これを取り入れることにしました。痛い思いをしたくない方はご相談ください(予約制です)。擦り傷、切り傷、やけど等の傷が痛いのは、消毒し、ガーゼを当てて乾燥させるからです。簡単な紹介はこちらから。

●(H18.6.14)禁煙治療は診療時間が決まっております。必ず電話で予約して下さい。

●(H18.5.31)6月1日からニコチンパッチも保険適応になります。但し条件付きで、禁煙治療の対象者がすべて保険適応になるわけではありません。こちらをご覧下さい。

●(H18.4.18)松田麻美子先生が訳されて絶版になっていた「ライフスタイル革命」が「フィット・フォー・ライフ」として新にグスコー出版から上梓されました。ナチュラル・ハイジーンの教科書とも言える本です。関心のある方はお読み下さい。

●(H18.4.13)本年4月より禁煙治療が保険適用になりました。当診療所での禁煙治療については、こちらをご覧下さい。

●(H18.3.23)新著紹介:「お医者さんがすすめる代替療法」が学研から発刊されます。矢追インパクト療法関連は当診療所を入れて5施設(矢追医院、矢追インパクトクリニック東京を含む)が紹介されています。YITだけでなく、代替療法に関心のある方は是非ともご一読下さい。

●(H18.3.20)第14回矢追インパクト療法学会が学士会館で開催されます。ご興味ある医療関係者の皆様是非ご参加ください。

●(H18.3.17)4月、5月は診療時間の変更が多くあります。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

●(H18.3.7)先日鶴ケ島市の竹内様からご質問のメールがありました。献血の際に花粉症の注射をしていることを告げたら献血を断られたとのことです。YITの注射はアレルゲンのエキスを極々薄めたもので、アレルギー検査の皮内テストと同じです。ホルモン剤の筋肉注射とは異なり、献血には全く差し支えありません。担当の方はこの治療について御存知なかったためと思われます。何度も竹内様宛に返信のメールを出そうとしましたが何度も受診を拒否されたのでここに記します。

●(H18.1.17)注目書のご紹介:昨年12月に上梓された本です。「二十世紀のファウスト」という読みごたえのある本をご紹介します。学校で教えてくれず、普通の歴史書には書かれていないこと(歴史を動かしているもの)に、目が開かれる思いがしました。この暮から正月にかけて2回読みました。また、映画「男たちの大和」も見て、戦争、虐殺などの悲劇が何故起こるのか、なくすにはどうしたら良いのかについて考えました。その答えのひとつが、この本を読むことです。興味あり、余裕のある方は是非お読み下さい。

●(H17.12.21)署名ご協力への御礼:「国民皆保険制度を守る国民運動」への署名が12月12日の最終集計で約1700万人となりました。政府・与党に対しかなりの圧力となったものと思われます。ご協力いただいた皆様ありがとうございます。今後も医療制度改革の動きを厳しく見守っていきましょう。

●(H17.11.20)「文藝春秋」平成17年12月号 関岡秀之氏論文「奪われる日本–《年次改革要望書》米国の日本改造計画」によると、政府・与党の進める医療制度改革は、国民不在、財政偏重の改革であるのみならず、混合診療等の導入により、国民の命を売り渡すものであると分かります。

日本医師会では、「国民皆保険制度を守る国民運動」に皆さまのご協力をいただき、誰でも、いつでも、どこでも安心して平等に医療を受けられる、という世界に誇る制度を守って行きたいと考えています。最終締め切りは12月12日です。できるだけ多くの皆さまが署名にご協力されるようお願いいたします。

参考書:「拒否できない日本  アメリカの日本改造が進んでいる」関岡 英之 著文春新書

 これは9月11日の総選挙前には書店から姿を消していましたが、選挙が終わってからは書店で入手できるようになっています。

●(H17.10.31)10月28日坂戸市民対象の健康教育として「医師にきいてみよう!生活習慣病のヒント–メタボリック症候群について—」と題し、坂戸市ワークプラザ会議室で講演をしました。メタボリック症候群についての概略の説明をし、予防・治療には従来の栄養学でなく、ナチュラルハイジーンの考え方が参考になると述べました。皆さん熱心に聞いて下さいました。

メタボリック症候群に関連した生活習慣病についてのお話は、折りを見てこのホームページに掲載したいと思います。

●(H17.10.5)インフルエンザワクチンについてのお知らせ

 今年もインフルエンザワクチンの予約を始めました。

(1)65歳以上(2)慢性の心臓病、呼吸器疾患(喘息を含む)(3)最近通院・入院が必要だった慢性代謝性疾患(糖尿病など)、腎機能障害、免疫抑制状態(薬剤性やHIVなど)、

 以上のハイリスクグループに入る方は早めに受けられることをお勧めします。

 また、ワクチンを受けていると、初期症状がインフルエンザと紛らわしい新型肺炎(重症急性呼吸器症候群SARS)が流行した場合の混乱を避けることができると思います。

小児については、平成16年11月に日本小児科学会より、

「1歳以上6歳未満の乳児については、インフルエンザによる合併症のリスクを鑑み、有効率20〜30%であることを説明したうえで任意接種としてワクチン接種を推奨することが現段階で適切な方向であると考える」

 との見解が出されています。根拠としては、1歳未満児については対象数が少なく、有効性を示す確証は認められなかったこと、1歳以上6才未満児については、発熱を指標とした有効率は20〜30%となり、接種の意義が認められたことがあげられています。  

急に高い熱が出て、鼻水、くしゃみ、せきなどがひどくインフルエンザが疑われるようでしたら、早めに受診されることをお勧めします。(普通のかぜは水分を取り、消化の良いものを少し食べて家で休んでいるのが一番です。)

 もちろん、うがい、手洗い、栄養(美食は不可)、休養が、かぜだけでなくインフルエンザの予防になるのでご留意下さい。

 ●(H17.7.25)第13回YIT学会報告を掲載しました。韓国の小児神経専門医の先生の発表に注目です。YITの効果はまさに「驚異」です。第12回 YIT学会報告が漏れていたので、改めて掲載しました。

●(H17.6.21)朝霞市の中村様アンケートにお答えいただきありがとうございます。アンケートに記入してあるアドレス宛にメールを出しましたが届きません。連絡をお待ちしております。

●(H17.5.13)松田麻美子先生の超健康革命第4弾「フルモニ!超健康ダイエット宣言」が発売されました。ナチュラルハイジーンのエッセンスが大変分かりやすく書かれています。皆さんどうぞお読み下さい。

●(H16.10.21)松田麻美子先生の超健康革命第3弾「50代からの超健康革命」が発売されました。本当の健康を得るにはどうしたらよいかに関心のある方は必読の本です。

●(H16.10.21)第12回矢追インパクト療法学会報告を載せました。

●(H16.9.2)『安心』10月号の記事「噂の「朝フル」ダイエット」に私の記事が掲載されています。興味のある方はご覧下さい。

●(H15.10.15)遅くなりましたが、第11回YIT学会の報告を載せました。第12回YIT学会は16年4月10、11日と群馬県高崎市で開催される予定です。

●(H15.9.16)「人体の不思議展」東京国際フォーラムで開催中です。12月28日まで、人体解剖に興味のある方はどうぞ。

●(H15.7.17)松田麻美子先生の新著「子供たちは何を食べればいいのか」(グスコー出版、定価1400円)が7月21日付けで刊行されました。日本では他に類を見ない画期的な本です。お子さまの健康を気づかうお父さん、お母さんだけでなく、健康に関心のある全ての方に読んでいただきたいと思います。

●講演会 平成14年11月17日(日曜)嵐山町役場内の町民ホールで「乳幼児のアレルギーについて」の講演をさせていただきました。嵐山町教育委員会の主催で「新米パパ・ママセミナー」の一環としての講演です。参加者は10数名とすくなかったのですが、皆さん真剣に聴いてくださり、講演終了後にも質問をしてくださる熱心な方がいらっしゃいました。健康になるためには胃腸を大切にしなければいけない、ということに関連してNatural Hygieneについてのお話をしたところ、非常に興味を持たれたようです。上手にお話できなくて、言い足りなかったことがたくさんあったと反省しています。

普段の診療では、限られた時間に私の考えを十分にお伝えできませんが、こういう機会をいただけるは大変にありがたいことです。またこのような機会がまたありましたら、喜んでやらせていただきます。ただ私はおしゃべりが下手なので、今度は準備をしっかりして、もっと上手に話せるように努力するつもりです。

いろいろとお世話いただいた嵐山町教育委員会生涯学習課の皆様と、わざわざ足を運んでくださり、最後まで聴いてくださった皆様に心から感謝申し上げます。

診療所案内パンフレットと地図を改訂しました。(H14.8.9)

●レセプトコンピュータの入れ替えに伴い8月1日より請求明細書兼領収書を発行しています。医療費がどれだけかかるかがその都度明確に分かります。ご不明の点は遠慮なくお尋ねください。(H14.8.6)

●「第2回坂戸よさこい」が8月27日(土曜)と8月28日(日曜)の2日にわたって開催されます。今年は6千名近くの踊り手の参加が予定され、昨年よりも盛大になると思います。テーマは「ひと・まち いきいき」だそうです。詳しいことは坂戸よさこいホームページをご覧下さい。多くの皆さんの参加をお待ちしています。(H14.7.9)(赤文字は8月日訂正)

●ホームページに追加しました。第10回YIT学会の報告、動脈硬化の検査案内、新しい玄米食です。さらに新しいページも準備を進めていますのでご期待ください。(H14.6.7)

●4月13、14日第10回矢追インパクト療法学会が東京で開催されます。会場は東京年金基金センターセブンシティ(新宿区西新宿4-34-1、電話03-3376-5101)です。

13日の懇親会は2階の武蔵野で午後6時頃から、14日の発表は3階の欅という会議室で午前9時からとのことです。関心のある方は是非ご参加ください。

●来る4月7日(日)、午後4:00より米子にて松田先生の 講演会があります。 会場は新日本新聞社3階日本海ふれあいホール(R431沿い西部広域消防署となり)参加費は「超健康革命」のご著書も含めて2,000円です。参加希望者は3月31日までに 担当者、前田 真氏 Tel :0859−33−3311 E−mail:toaseika@toa-s.co.jp へご連絡ください。ポスターはこちらです。

●松田麻美子先生の講演が4月5日(金曜日)午後6時30分から午後8時30分まで東京ウイメンズプラザ(1階視聴覚室)(東京都渋谷区神宮前5-53-67)で開催されます。参加費は3,000円です。関心のお有りの方はどうぞご参加ください。また超健康革命の会が発足の予定とのことです。詳細はグスコー出版のHPをご覧ください。

●松田麻美子先生の著書「常識破りの超健康革命」が出版されました。私も推薦文を書かせていただきました。健康の常識と思われていることが実は違う、ということがつぎつぎと書かれてあります。テレビの健康番組に振り回される前に、是非一読されることをお勧めします。(H14.3.6)

●生活習慣病の治療・予防に関して新たな機械を導入しました。後ほど掲載いたします。また新たな健康食品について、さらに松田麻美子先生の新著についても近々お知らせすることになります。ご期待ください。(H14.2.6)

●パートの看護婦さん募集中です。(H13.10.23)

 当診療所で働いてみたいという方、またお知り合いにいらっしゃったらご紹介をお願いします。残念ながらあまり高給は期待できませんが、やりがいはある職場だと思います。待遇は経験によります。

●署名のお願い(H13.10.21、10.23追加)

 「すべての人が平等に、公平に、安心して医療を受けられる制度を保障するのが政府の責任であるはずです。政府は医療費を引き下げるだけでなく、患者負担の大幅な引き上げを強行しようとしています。このままでは、犠牲を払わされるのは患者さんばかりです。賛成できますか?」ということで日本医師会では政府の『患者負担による誤った医療改革案』に反対する署名運動を行っています。10月27日が締めきりですので、ご賛同される方は是非最寄りの医療機関で署名をされるようお願い申しあげます。なおこのことに関連して私の意見をご覧ください。少し過激な意見かもしれません。しかし自由というのはさまざまな意見を安心して言うことができ、また聞くことができることだと思います。自分と異なる人の意見に耳を傾け、必要なら軌道を修正することで新たな道が開けるのではないでしょうか。

●忙しくてずっと手つかずにいた第9回YIT学会の記事ができましたのでご覧ください。(H13.6.29)

●道路に関するお知らせ(H13.6.6):1)診療所南側の橋の工事はまだ終了していませんが、通れるようになりました。

2)新たに県道川越坂戸毛呂山線のバイパスが開通しました。坂戸市泉町から高麗川、関越道を越えて坂戸ニューシティーにっさいを通り県道玉川坂戸線に至ります。鶴ヶ島インターからの道案内が簡単になりました。地図をごらんください。

●矢追先生の社会文化功労賞受賞時の模様と受賞理由を掲載しました。(H13.4.9)

 第9回YIT学会のご案内を掲載しました、

 近くの橋の工事は6月いっぱいはかかるようです。

●矢追博美先生が3月29日日本文化振興会から社会文化功労賞を受賞されました。(H13.3.31)

●近くの橋の工事は3月中には終わらないようです。もうしばらくお待ちください。(H13.3.31)

●第9回矢追インパクト療法学会が開催されます。

●松田麻美子先生の講演会が開催されます。興味のある方はご参加ください。(H13.3.21)

●工事に伴う通行止めのお知らせ。3月30日まで近くの橋の工事通行止めになります。こちらをご覧ください。(H13.2.7)

●(H13.1.9)21世紀になって始めての1週間が過ぎました。世紀が改まったからといって今まで続いていたものがリセットされるわけではないでしょう。私の目にした範囲ではあまり明るい予測もないようでした。日本も世界もまだしばらくは悪いものを出していかなければならないのかもしれません。いずれにしても困難な時期を乗り越えていくのに必要なのは、心身ともにたくましさだと思います。

 昨年11月にファイティング原田さんからインタビューを受けた国際グラフの記事を掲載しました。ちょっと長いですが、ご覧いただけると当診療所の内容がお分かりになると思います。

 介護支援専門員の試験に受かったので講習を受けています。昨日は3日目の講習でした。大雪で大変でしたが無事に受けて帰ることができました。あと3日続けて平日に行かなければなりません(2月27、28日、3月1日)。皆様にはご迷惑ですが、上記のように休診になります。よろしくお願いいたします。

●介護支援専門員(ケアマネージャー)の試験(H12.11.13)

 介護支援専門員(ケアマネージャー)の試験を昨日受けてきました。医者はその資格をもつ必要はない、という意見もありますが、勉強して良かったと思います。これからの超高齢化社会に向けて国民皆がそれぞれ努力し、負担していかなければなりません。医療・福祉が統合され、それぞれの人々にとって有効に働くためには、必要な制度だと思います。上手に運用されれば、寝たきりや痴呆になる人が減るでしょう。また、ケアマネージャーの理念と方法は、医者の仕事においても大変に役に立ちます。この勉強を活かして更に良い医療を提供していきたいと思っています。これからが本当の勉強です。

 今回の試験は3回目です。来年受けたいとお思いの方には、百道浜(ももちはま)ケアマネジメント研究会が参考になります。基本テキストは、本屋さんで注文するか、長寿社会開発センターに直接注文します。ただし、この「介護支援専門員基本テキスト全3巻」は全1,481ページ(その内関係法令集は347ページ)という大部のもので、特に制度についての記述は分かりにくく、その他の部分では、執筆者の情熱は伝わってくるものの重複があったり、なかなか分かりにくいものです。一回読んですっきり納得という具合にはいきません。今から来年に備えてじっくり勉強するにはあった方が良いでしょう。

 良くまとまっていて分かりやすく、しかも新しい内容も加えられている参考書は、「新介護支援専門員必修テキスト」(医歯薬出版株式会社刊、3,800円)が良かったですね。また問題集はどれも同じようでしたが、その中でより難しい問題が集めてあり、解説がまとまっていて分かりやすかったのは、「ケアマネージャー基本問題集(上下)」(介護支援研究会編、晶文社出版刊、各1,600円)です。ただし、来年基本テキストが改訂されれば、それに伴ってこれら参考書・問題集も新しいものが必要になるかもしれません。上記ケアマネジメント研究会の情報などを参考にしてください。

 また、読売カルチャーサロン青山では今年の10月に直前模試セミナーを行いましたが、上記の「新介護支援専門員必修テキスト」が使われました。一日のセミナーで費用はテキスト込みの18,900円でした。私は受けなかったのですが、こういうもので全体を見渡すということも良いと思います。

 今回の試験に合格していると来年3月までに断続的に合計6日間の講習を受けなければなりません。休診の連絡が遅くなるかも知れませんので、遠くからお越しの方は前の日にでも電話等でご確認ください。

 今年の試験に出た問題をお知りになりたい方は、ケアマネジメント研究会のどんたくアカデミー「平成12年度介護支援専門員実務研修受講資格試験」問題再現のページをご覧ください。

●第14回日本臨床内科医学会の記事に間違いがあったので訂正をしました。(H12.10.11)

●第14回日本臨床内科医学会が仙台で開催され、矢追先生とご一緒して発表してきました。報告はこちらです。(H12.10.4)

●今までの院内掲示板旧掲示板として別にしました。初めてご覧になる方はそちらも参考にしてください。(H12.9.9)

●本日より通所リハビリテーション施設ルネサンスが営業開始しました。午前・午後の2単位ありますが、まず午前の部から埋めて、利用者がある程度増えてきたら午後の部も稼動します。脳卒中などで麻痺があり身体が不自由だが、なかなかリハビリができない方、また高齢で、介護が必要な状態になった方、あるいはこのままでは介護が必要になるような方はご相談ください。

食事、送迎、入浴介助があります。(H12.9.1)

●当診療所の実情を反映するように、ホームページの全面改訂を行いました。人生には、7年という節目があると言いますが、その通りのようです。今まで続けてきたことが、やっと今年になって実を結ぶことになったという感じがします。今後もよりいっそう努力して、さらに良い医療を提供していきたいと思います。皆さまよろしくお願いいたします。また、このホームページに関してのご意見、ご感想をお寄せください。(H12.8.11)

●文責このページの文章は、すべて坂戸西診療所院長 伊利 元に責任があります。お問い合わせ、ご意見等ありましたら、ご遠慮なくメールを下さい。また、多くの方にお知らせしたい耳寄りな情報がありましたら、是非メールをお願いします。

(平成11年1月5日から平成12年7月19日)

●人気大沸騰のi モード用ホームページを作りました。NTTDoCoMoのiモードの携帯電話でご覧下さい。
アドレスはhttp://www.sn-c.com/i/です。
ごく簡単なものですが、休診案内等の確認に便利でしょう。(平成12年7月19日)

●当診療所の治療方針を改定しました。(平成12年6月24日)

●この度サーバーの変更に伴いホームページを一新しました。内容はほとんど変わりませんが、より見やすくなったと思います。
これからももっと充実したホームページにしていくつもりです。今後もよろしくお願いいたします。(平成12年6月20日)

●祝開院!「矢追インパクトクリニック東京」今までの中井駅前クリニックでの矢追先生の診療は中止になり、今後は新たに矢追インパクトクリニック東京で診療が行なわれます。詳細はこちらをご覧ください。(平成12年5月29日)

●待合室の本(平成12年5月24日)

「こころのチキンスープ」シリーズの新刊2冊を追加しました。

第11巻:「動物たちの贈り物」、第12巻:「みんな誰かを愛してる」です。どちらも心暖まるお話がたくさん載っています。

●第8回矢追インパクト療法学会のご案内(平成12年4月26日)

平成12年4月15、16日住友参宮寮(東京都渋谷区代々木4-1-3、電話03-3320-3994、小田急小田原線参宮橋駅すぐそば)で開催されました。

当学会も次第に参加者が増え、盛り上がってきました。その時の記事は第8回矢追インパクト療法学会トピックスをご参照ください。

来年は神戸で行なわれます。

●花粉症を完治させるには:(平成12年3月8日)

私は、20年以上前から花粉症があり、6年以上矢追インパクト療法を自分で行ってきました。毎年この時期には、1週間おきに注射していれば薬を使わずにすむようになっていました。今年は、自分の花粉症を完全に治そうと実験中です。現在1か月以上YITの注射をしていません。ときどき少しつらいことはありますが、薬を使わずにすんでいます。

注射や薬を使わずにアレルギーは治るということを、自らの身体を使って証明したいと思っています。

どうしたら治るかは、いずれお知らせすることになると思います。乞うご期待!

●禁煙について:(平成12年2月22日)

2010年までの11年間の国民の健康づくり計画「健康日本21」を検討する有識者の「企画検討会」(座長、高久史麿・自治医科大学学長)が2月17日開かれ、たばこに関する目標について、「消費量半減」だけでなく「喫煙率半減」も削除することが決まりました。

厚生省は昨年8月、「健康日本21」計画の各論(案)を発表していました。その中でたばこの「喫煙率、消費量半減」との目標案が示されていたため、たばこ関連の団体が5万3000人の反対署名を提出。自民党政調会も見直しを求める決議を行いました。このため、厚生省は今月10日、「たばこ消費量半減」の目標を削った案を有識者の「計画 策定委員会」に示し、結論は「企画検討会」に委ねていたものです。(以上毎日新聞より)

また、平成10年度喫煙と健康問題に関する実態調査(厚生省)によると、成人喫煙率は男性52.8%、女性13.4%(未成年は男性19.0%、女性4.3%)男性の喫煙率は先進国で最も高く、女性の喫煙率は欧米諸国の水準より低いとのこと。

 喫煙者のうち41.5%が未成年のうちに喫煙が習慣化しており、女性より男性の方が早い年令で喫煙を経験しています。

 喫煙者のうち禁煙を希望する人は26.7%、簡単な質問票で調べたニコチン依存度は、女性に比べ男性が高く、若いうちに吸いはじめた人ほど高いのです。また、たばこ依存症スクリーニング質問票(岐阜大学医学部作成)による判定では、たばこ依存症(喫煙をやめようとしてもやめられない人で、医学的支援が必要な状態)は喫煙者の53.9%で、これも喫煙開始年令が若いほど依存度が高くなっています。この結果から厚生省では、15歳以上のたばこ依存症の人数は全国で1800万人と推定しています。

今回の、たばこに関しての目標値が削除されたことは残念ですが、自分の健康は自分で守るものです。お上(オカミ)に頼って守ってもらうというのはとても21世紀をたくましく生きていく人の態度とは言えないと思います。

ところで、当診療所の患者さんも、たばこを止める方が次第に増えてきました。大変に嬉しいことです。上記の調査にあるように喫煙者の中にはたばこを止めたくてもやめられない人が半数以上います。その方たちが自分の健康のためだけでなく、愛するお子さん・お孫さん達のために禁煙に踏み切るのは大変に良いことです。皆さんの周囲にそういった方がいらしたら大いに褒めてあげてください。私は、そういった方の応援をこれからも続けていきたいと思っています。

「現代たばこ戦争」伊佐山芳郎著(岩波新書)を読むと、たばこ問題には健康だけでなく、地球環境問題(森林破壊)や南北問題(東南アジアの貧しい国にアメリカ、日本のたばこが輸出され多くの人をニコチン中毒にしている)も絡んでいることがわかります。政治家や役人に任せるのでなく、多くの人がより高い立場から考えて行動する必要があると思います。

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●スギ花粉症のシーズンになりました。(平成12年2月15日)

今年は花粉の飛散量が非常に多いとマスコミで取り上げられたため、毎年見える患者さんが少し早めに来院されているようです。新たな患者さんもボチボチみえています。今年は大量に飛ぶので心配だと、多くの患者さんは言いますが、私はYITの効果がどれだけ示されるかと楽しみにしています。

さて、スギの花粉は人類が地上に現われるずっと以前から飛んでいたのに、ここにきて目の敵にされるというのもおかしなものです。いろいろな対処の仕方がありますが、解決策の一つとして、品種改良でスギの花粉が飛ばないようにしようという研究もあるようです。人間というのは勝手なものだと思います。

私は、アレルギー、スギ花粉症も一種の生活習慣病と考えています。人間にはもともと心身を良い状態に維持する能力が備わっています。ところが現在の日本人のような生活をしていると、その力が低下してきてしまうのだと思います。それを引き出していく一つの方法が矢追インパクト療法ですが、その他にも方法はあるのだと考え研究中です。皆様はいかがお考えでしょうか。

<生活習慣病とは>

以前成人病と呼ばれていた高血圧・糖尿病などは「生活習慣病」と呼ぶことになりました。これまで早期発見・早期治療ということで成人病検診を行ってきたものの、期待される効果が出ず、病人は増えるばかりとなってしまったのです。

平成8年の厚生省患者調査によると、高血圧性疾患約749万人、心疾患218万人、脳血管疾患約173万人、悪性新生物約136万人、胃潰瘍および十二指腸潰瘍約116万人、喘息約115万人とのことです。(平成2年と比較すると高血圧139万人、糖尿病84万人、ガン61万人と増加しています。)これは医者にかかっている人の数字ですので、病気をもっていても医者にかからない人をいれるともっとずっと多くなります。

このように病人の数が年々増大していったのでは、とてもかなわない、ということで「生活習慣病」と名称を変更し、ひとりひとりの自覚を促し、病気にならないライフスタイルを続けることを進めようというものです。これは火事になってから慌てて消火するのでなく火がでないようにする一次予防ということになります。

●謹賀新年:皆様新たな気持ちですがすがしい新年をお迎えのことと、お喜び申し上げます。(平成12年1月8日)

さて、Y2Kの騒ぎもおさまりました。このことは、私達があまりに便利な生活に慣れてしまい、日々の備え、心構えを忘れてしまっていることに気づかせてくれました。昨日と同じに今日も過ぎていくということは、平凡で退屈なことではなく、実は大変にありがたいことなのですね。毎日のように身の回りで大きな事件が起きて自分の生存が危ぶまれる、といった時代が過去にはあったし、地球上にはいまだにそのような紛争の地域があるのですから。

毎日毎日を大切に生きていきたいと思います。

●もうじきクリスマスです。こういったプレゼントはいかかでしょうか。こころのチキンスープの部屋をご覧ください。(平成11年12月21日)

●東京の山脇昂先生のホームページ(山脇診療所)ができました。先生のYITに対する熱意が伝わってきます。皆さんご参考にしてください。

(平成11年11月5日)

●第13回日本臨床内科医学会(平成11年10月12日)

 平成11年10月9日(土曜日)から10月11日(月曜日)まで、岐阜市で上記学会が開催されました。

 9日は市民公開講座として「介護保険で私達の老後はどう変わる」という注目の介護保険に関してのシンポジウムがもたれました。

 今回のメインテーマは「心の通う情報ネットワーク—21世紀の地域医療をめざして–」ということで、10日にはインターネットなどの情報ネットワークの意義についてのシンポジウムがありました。その他に肝疾患、糖尿病、痴呆、高血圧、高脂血症のそれぞれの治療に関する教育講演があり、全国から多数の医療関係者が集い盛り上がっていました。

 10日に行われた93題の一般演題では、矢追インパクト療法学会からは会長の矢追博美先生を初め、山脇昂先生(東京都)、夏目明良先生(愛知県)、松葉光史先生(兵庫県)、西田正文先生(福岡県)と私の6名が14題の発表を行い、大きな反響がありました。いろいろな病気に効果のある矢追インパクト療法だということが年々確かになっていきます。また、矢追先生はもちろん、いずれの先生も熱心にYITに取り組んでおいでで、大変に感銘を受けました。

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●本屋さん(平成11年8月7日)

 行きつけの本屋さんが5月限りで閉店になってしまいました。好みの新刊が置いてあり、注文してから届くまでが早くて気に入っていたので、非常に残念でした。しかし今は便利な世の中になりました。インターネットでは新刊のメーリングリストがあり、求める本の検索から注文までできてしまうということで、大いに助かります。時間をかけて選ぶことができるので、衝動買いをせずに済む利点があると思います。さらに本屋で「つぶす」時間を他のことに使うことができます。

 ものごとには良い面もあれば悪い面もあります。一見自分にとって悪いことでも、見方を変えると良いことがあります。その点、河合隼雄先生の「こころの子育て」(朝日新聞社刊)、「いじめと不登校」(潮出版社)は大変に勉強になります。

 頭を柔軟にして、たくましく生きていきたいと思います。

●身近な野草(平成11年5月29日)

 先日、小学生の女の子が花粉のせいでジンマシンができた、といって来ました。昨年もつらい思いをしたので注意をしていたのですが、家庭科室の前に3本あったのに近付いてから具合悪くなりました。解毒剤の注射と抗アレルギー薬の内服で治まりました。名前を調べようとしましたが、すぐには調べることができず、「身近な野草のホームページ」の制作者の方に写真を添付してメールで問い合わせたところ、早速回答をいただき、大変感激しました。

 ちなみに、その雑草の名前は、ベニバナツメクサ、別名ストロベリーキャンドルといいます。

●地球交響曲ガイア・シンフォニー 野澤重雄・原口庄輔著 善文社(平成11年4月28日)

 第7回YIT学会で特別講演をしていただいた野澤先生のお考えを、少しでも知ろうと読みました。ハイポニカの巨木トマトもYITも、そのメカニズムは不明なものの、いずれも生きている生命を対象にし、その本来持っている力を引き出すという点で共通しています。興味のある方は、ご一読をお勧めします。

●待合室の本追加(平成11年4月28日)

 1)「心のチキンスープ」No.10(母から子へ、子から母へ)(ダイヤモンド社)、2)間違いを活かす発想法(晶文社)3)偶然を活かす発想法(晶文社)を入れました。この頃診療所は空いていますが、ちょっと待っている間に読むには良い本だと思いそろえました。

●第7回矢追インパクト療法学会(平成11年4月21日)

 上記学会が平成11年4月17日、18日広島市のアステールプラザで開催されました。 各地から会員(今回初めての方も含む)が集い、熱心に討議が進められ、あっと言う間の2日間でした。

 特に印象的な内容については、第7回YIT学会トピックスをご覧下さい。

 また、学会に参加された先生でご希望の方、また一般の方でも学会の雰囲気を感じたいという方はメールを下さい。デジタルカメラで撮った写真をお送りします。

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●地図について(平成11年3月18日)

 地図をより見やすくしました。このホームページから印刷したものは、オリジナルのもの程きれいではありませんが、分かるようにはできあがります。お知り合いの方に紹介されるときは、これを印刷して渡してあげるとよいでしょう。もちろん当診療所においでになれば、もっときれいな地図をさしあげることができます。

 また、Macintoshをお使いでクラリスワークスをお持ちの方には、メールを下されば地図のファイルをお送りします。その際には、このホームページの感想もお知らせいただければ幸いです。

●待合室の本(平成11年2月24日)

 ダイヤモンド社の「心のチキンスープ」全9巻を揃えておきました。テーマ毎に心暖まるさまざまのお話を集めたものです。

 「五体不満足」乙武洋匡著(講談社刊)もあります。お勧めの1冊です。どのような境遇にあっても、明るく生きることができる。そして周囲の人を幸せにすることができるのですね。

●近所の方の親切(平成11年2月24日)

 先日入間市から1才5ヶ月の男の子がアトピーの治療にみえました。近所の方が、インターネットでアトピーの治療を調べて、当診療所が良いと紹介して下さったそうです。

 大変うれしく感じました。そして、みなさんのご期待に応えるよう、更に努力を続けなければならないと身の引き締まる思いがしました。

●今回更新のご案内(平成11年1月5日)

 今回「YITによる治療成績」を新しく平成9年までのものに更新しました。YITも長いこと続けていると、治らないといわれるアレルギーでも、治ってしまう方が次第に現れてきます。

 成人(現在23歳)の喘息の方の例です。平成8年7月に初診で1回YITの注射を受けてから、2年間は全く発作がありませんでした。今年の7月から朝晩の発作が毎日あり、吸入をして抑えていました。東京の寿司屋で仕事をしていて、当診療所の噂を聞き、2年3ヶ月ぶりに当診療所に来院され、この11月からYITを再開しました。その後の経過はもちろん順調です。

●第12回日本臨床内科医会(松山市)について(平成11年1月5日)

 平成10年11月21日(土曜)から11月23日(月曜)愛媛県の松山市総合コミュニティーセンターで、第12回日本臨床内科医学会が開催されました。全国から800名以上の医療関係者の参加があって、大いに盛り上がりました。

 矢追博美先生はじめ矢追インパクト療法学会のメンバー9名が、YIT関連の演題を13題発表しました。私は、「YITによる治療成績(平成9年)」のデータを『矢追インパクト療法当院5年間の成績』として発表しました。最近この学会でYIT の発表がなされるのが恒例のようになっていますが、次第に反響が大きくなっていくようです。

 11月21日の夜、矢追先生と一緒に東京駅を出る高速バスに乗り、片道12時間かかり翌日の朝松山市に着きました。学会で発表のあとは、日本最古の温泉といわれる道後温泉の本館で汗を流し、その日夜の高速バスに乗り、23日の朝東京に無事着きました。

 矢追先生は、その日一日東京の中井駅前クリニックで診療をされました。(毎週火曜日中井駅前クリニックで診療されていますが、今回は23日の祝日に変更されたものです。)先生は患者さん達に電話をかけて、都合のつく患者さんを何人か診療されました。

 ここでの診療は、矢追医院でのものとはかなり異なったスタイルで行われています。先生は、常によりよい方法を求めて、工夫されていらっしゃいます。

 矢追先生は、東京で診療された後は、また高速バスで岩手県までお帰りになり、休みなく診療されています。その超人的なパワーにはいつも圧倒されます。

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●中井駅前クリニックの患者さん(平成11年1月5日)

 中井駅前クリニックでは、治療を始めて間もないアトピーの患者さんにお会いしました。横浜から通っている人で、このホームページを通じて私の顔もすぐおわかりになりました。彼は、困ったことがあると、アトピーのホームページの掲示板に書き込みます。すぐに何通もの返信がきて、大変に力づけられるそうです。私も彼が教えてくれたホームページを見てみましたが、明るい雰囲気で、好ましく感じられました。

 自分の悩みを理解できる人に話をきいてもらうことだけでも、治療効果があるのではないか、と思います。

●治療効果とは? 医学の限界?(平成11年1月5日)

 「YITによる治療成績(平成9年)」での効果の分類は、いわば全く主観的なものです。もっと客観的に評価をすることも必要だとは思いますが、一方で次のように考えることができます。

 現在の医学は種々の診断器機の発達により、診断については大変に優れた面があると思います。しかし、治療となるとまだまだ十分だとは言えません。特にアレルギーなどについていえば、体質だから治らない、年だからなどと言われてあきらめさせられます。しかし、血液の検査やレントゲン所見に異常があるということと、ふだんの生活でつらい思いをしなければならない、ということは別のことだと私は考えます。

 レントゲンを撮影して、関節が変形しているから痛いのは当然と言われますが、それでも痛くないという状態もあり得るのです。顔が赤いからかゆいのは当然ということもなくて、本人にしてみるとかゆくないということもあるのです。(神経が麻痺しているわけではありません。)かゆみがなければ自然に良くなっていくでしょう。また、動き過ぎはよくないでしょうが、痛みがなく日常生活に不都合がなければ、しっかり食べて適度に動いて、元気に日々を送れるようになるのです。一方痛くて動けないと、余計に関節、筋肉が弱くなり、ますます動けないという悪循環におちいります。

 症状をコントロールするのではなく、病気を治すということを考え、また、客観的なデータ、目に見える画像だけを相手にするのでなく、患者さんの主観的な症状を重視することを考えていくと、従来の一般的な西洋医学では対応が困難になるのではないかと思われます。

 YITをするしないにかかわらず、医師も簡単に「体質だから‥‥」とか「年だから‥‥」と患者さんに責任を負わせるのはいけないと思います。ただ現在の医学ではそう言わざるを得ないということを謙虚に認め、少なくとも患者さんの自然治癒力を殺ぐことのないように心がける必要があると思います。

 これからも医学は発達を続けるでしょうが、薬の力だけに頼らずに済むような方向も徐々に大きな流れになっていくように思います。西洋医学だけに偏ることなく、患者さん中心にいろいろな治療法を組み合わせることが、必要なこともあるでしょう。

 以上、まとまりませんが、現在の私の考えを述べてみました。私は、YITを通じ、人間と病気についてさらに深く考えていくつもりです。

●文責

 このページの文章は、すべて坂戸西診療所院長 伊利 元に責任があります。お問い合わせ、ご意見等ありましたら、ご遠慮なくメールを下さい。また、多くの方にお知らせしたい耳寄りな情報がありましたら、是非メールをお願いします。