高濃度ビタミンC点滴療法

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高濃度ビタミンC点滴療法

高濃度ビタミンCの点滴は、癌の補助療法の一つであり、アンチエイジングにも効果があります。保険診療でのビタミンC点滴は1回2グラムですが、高濃度ビタミンC点滴は、アンチエイジングに関しては月に1~4回、1回に10~25gを点滴します。癌治療では、ビタミンC15gから点滴を始め、25g、50gと増量します。血液中のビタミンC濃度を測定し、最適な投与量を決定します。通常は週に2回の点滴で6か月継続、その後の経過が良ければ週1回を6か月、さらに2週に1回を1年間、その後は月に1回を続けます。治療の継続により免疫システムの増強、癌性疼痛の軽減、食欲の改善や体調の改善が期待できます。

癌に罹患した方が1)標準的癌治療法と併用する、2)有効な癌の治療法が確立されていない、3)これまで受けてきた標準的治療の効果が減弱、4)副作用など何らかの理由で既存の標準的治療を受けられない、5)手術待機時期の転移の予防などに高濃度ビタミンC点滴療法をお勧めしています。

副作用は、非常に少なく、血管穿刺部位の痛み、頭痛、吐気などが起きることがありますが、点滴速度を緩めることで多くは解決します。また稀に腫瘍出血、腎機能障害、溶血の報告があります。

高濃度ビタミンC点滴療法は健康保険が適応されず、治療、検査、処方のすべてが自費診療になります。点滴1回につき、ビタミンCの量により1万円から2万円に診察料と検査料が加わります。

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点滴療法研究会